1日午前の東京株式市場で日経平均株価/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EBE2E4EBE2E3E5E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXは反落し、前週末比73円46銭(0.36%)安の2万0489円69銭で前場を終えた。このまま大引けを迎えれば、連続上昇記録は11日で止まる。前週末の米株式相場が下落し、投資家心理がやや悪化。日本株は足元で急ピッチに水準を切り上げたこともあり、目先の利益をひとまず確定する目的の売りが優勢となった。JPX日経インデックス400と東証株価指数/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EBE2EAE5E2E3E5E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NX(TOPIX)も下落した。
前週末5月29日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落した。1~3月期の実質国内総生産/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3E5EAEAE4E2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NX(GDP)改定値が速報段階から下方修正され、下げ幅は100ドル超に達した。米国での販売を収益源とする日本企業は多く、東京市場でも投資家心理の重荷になった。
ただ、下値も堅かった。日本企業が株主への利益配分強化や資本効率の向上に取り組むとの期待が強く、自社株を大量消却するファナックが上昇。相場を支える一因になった。朝方発表の1~3月期の法人企業統計で設備投資が増加。景気回復を示す材料として前向きに受け止められたこともあり、前引けにかけて下げ渋った。