レスリングの世界選手権(9月・米ラスベガス)代表選考会を兼ねた全日本選抜選手権第2日は20日、東京・代々木第二体育館で男女計8階級が行われ、男子のフリースタイル74キロ級は昨年の世界選手権2位の高谷惣亮(ALSOK)が3連覇を達成し、世界選手権代表を決めた。
グレコローマンスタイル66キロ級は井上智裕(三恵海運)が優勝したが、全日本選手権王者の泉武志(一宮グループ)が井上とのプレーオフを制して世界切符を手にした。2012年ロンドン五輪60キロ級銅メダルの松本隆太郎(日体大職)は初戦で敗退した。
女子は69キロ級を昨年の世界選手権2位の土性沙羅(至学館大)、63キロ級は川井梨紗子(至学館大)が制し、世界選手権代表に大きく前進した。〔共同〕