「大禹治水」は古代中国の伝説だ。今や技術者は「大禹針」を開発し、洪水のモニタリング、水位のスマート識別、バケット船スマート監督管理、芦苞水門無人管理、芦苞堤防安全運営、遊泳スマート識別・警告といったスマート化業務を実現した。中国新聞網が伝えた。
「大禹針」開発チームが28日に明らかにしたところによると、このスマート水文ポールはすでに広東北江堤防で使用開始されている。水利プロジェクトスマート化監督管理能力、管理活動のスマート化監督管理能力を高めることができる。
広東省水利庁2級巡視員の曾建生氏は取材に応じ、「モニタリング一体型設備の開発・設置成功は、モニタリング端末がよりスマートになり、モニタリング方法がより柔軟になり、モニタリングコストがさらに下がることを意味する。未来の広東省スマート水利の一体型モニタリング設備に対する需要と要求を満たす」と述べた。
浪潮政府情報化事業本部ゼネラルマネージャーの朱家兵氏は、「『大禹針』は水位、水質、雨量、監視カメラなど複数種類のセンサー設備とつながり、エッジコンピューティングによる各種シーンのスマート計算・分析と結びつく。統一した設備の接続、エッジスマートコンピューティング、ハイブリッドネットワーク伝送、柔軟な設置といった優位性を持つ。これは感知、伝送、スマート、使用を一体化させたモノのインターネットのソリューション及び製品を形成し、スマート水利感知の現代化とスマート化を支えている」と話した。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年1月29日