財務省が25日発表した対外及び対内証券売買契約などの状況(週間・指定報告機関ベース)によると、6月14~20日の海外投資家による日本株への投資は2週連続で売り越しだった。売越額は2539億円で、前週の4132億円から減少した。
米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受けて円高・ドル安が進んだ。前月まで買い越しを続けていた海外勢から輸出関連株などに目先の利益を確定する売りが出た。
海外投資家は中長期債を2週ぶりに買い越し、短期債は2週連続で買い越した。
一方、国内投資家による海外の中長期債への投資は4週連続の売り越しだった。売越額は8928億円だった。株式は31週連続の買い越しとなり、買越期間の長さは現行方式で統計を始めた2005年1月以降で最長となった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕