【ロンドン=共同】20世紀後半を代表する米ポップアートの巨匠、アンディ・ウォーホルが描いた「1ドル札」がこのほど、競売大手サザビーズが開いたロンドンでのオークションで、約2090万ポンド(約40億円)で落札された。
作品の大きさは縦約1.3メートル、横約1.8メートル。1962年にウォーホルが手書きで作製、消費や富といった現代を象徴する作品群の一つ。87年に死去したウォーホルの作品は高い人気を維持しており、昨年11月には別の会社によるニューヨークでの競売で、歌手エルビス・プレスリーをモチーフにした「トリプル・エルビス」が約8200万ドル(約100億円)で落札された。