「世界インターネット大会・インターネット発展フォーラム」が23日、浙江省烏鎮で開幕した。同フォーラムでは、メインフォーラムを1回、サブフォーラムを5回開催。「オフライン+オンライン」により各種イベントを展開し、会場を訪れることのできない来賓はオンラインで参加する。
今年は第7回世界インターネット大会が中止となり、代わりに世界インターネット大会組織委員会の名義による「世界インターネット大会・インターネット発展フォーラム」が開催された。感染予防・抑制が行われる中で、例年と比べ、会場の来賓、サブフォーラムの回数と開催期間が調整された。
参加方法では、今年は「オフライン+オンライン」形式で各種イベントを展開している。烏鎮には実際の会場を設置するほか、ライブ配信プラットフォームを作り、オンライン博覧会を開く。5Gやクラウドコンピューティング、人工知能(AI)などの技術を利用し、オンライン形式でもオフラインと同時にイベント状況を配信。会場を訪れることのできない来賓はオンラインで参加し、スマートで安全な開催を同時に実現する。
同フォーラムでは、メインフォーラムを1回、サブフォーラムを5回開催。サイバー空間国際ルールフォーラム、「一帯一路」(the Belt and Road)インターネット国際協力フォーラム、AIフォーラム、産業のインターネット革新・突破フォーラムなどのハイエンドフォーラムを引き続き開催する他に、青年とデジタル未来フォーラムを特別開催する。各国の政府部門、国際機関、インターネット業界のリーディングカンパニーの重要な来賓、トップクラスの学術界代表者(チューリング賞受賞者、ノーベル賞受賞者、インターネットの殿堂入選者など)が各種形式で参加する。
またフォーラムでは、「世界インターネット発展報告書2020」、「中国インターネット発展報告書2020」青書が発表される。世界と中国のインターネットの発展状況を全面的に深く分析し、世界のインターネットの発展及びガバナンスに参考材料と知恵を提供する。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年11月23日