日本列島は11日、高気圧に覆われて北日本から九州を除く西日本の各地で晴れ間が広がり、全国の観測点の4割を超す421カ所で最高気温が30度以上の真夏日となった。
気象庁によると、岐阜県郡上市で35.8度、茨城県笠間市で35.2度を観測するなど、3地点で同35度以上の猛暑日になった。九州以外で猛暑日になったのは今年初めて。東京都心は31.3度だった。
関東地方は15日ごろまではおおむね晴れて真夏日が続く見通しで、同庁は熱中症に注意するよう呼びかけている。同日以降は湿った気流が流れ込み、雨雲が多くなる見込みという。