安倍晋三首相(自民党総裁)は8日午前、都内で開いた党総裁選の自身の出陣式であいさつし「しっかりと政策を進め、今後も国民のために全力を尽くしたい」と出馬の決意を示した。
「全国津々浦々に景気の実感を届ける。デフレから脱却し、未来に向けて力強く経済を成長させていくのが使命だ」と協調し、経済最優先で取り組む姿勢も強調した。
外交安全保障では、国会で審議中の安全保障関連法案の意義を強調。「いずれの課題も道半ばだ」と指摘し「至らない人物ではあるが、結果を出していくことで責任を果たしたい」と話した。
党総裁選は同日告示された。