茨城県常総市の水海道地区にある公園には14日、陸上自衛隊が仮設の浴場を設置。断水が続いて入浴できない日が続いていた被災者は久しぶりの風呂で疲れを癒やした。
「これはいい!」。浸水した自宅の片付けが一段落してお湯につかった男性(74)は、思わず声をあげた。1歳の長男と入浴した女性(19)は「子供の衛生状態が心配だったので助かった」とほっとした様子。「体がさっぱりしたら、これからもがんばろうと思えた」と長男をおぶって公園を後にした。
テントのなかに組まれた風呂にはせっけんやタオルも用意され、体を流せるシャワーも付いている。午前10時から午後9時まで無料で利用できる。