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湯川秀樹氏の書簡 短歌で京都の荒廃嘆く 終戦前後、吉井勇宛て

日本人で初めてノーベル賞を受賞(1949年、物理学賞)した湯川秀樹氏(1907~81年)が太平洋戦争末期から敗戦2年後にかけて、歌人の吉井勇氏(1886~1960年)に宛てた書簡6通の詳しい内容が8日、判明した。


自宅があった当時の京都の荒廃ぶりを「わびしさは太綱引きて埃立てどうと倒るゝ家を見る時」と短歌に記し「心が悲しくなる」と述懐。研究者は「悲しみを繰り返してはならないという、平和への強い思いが伝わってくる」と話している。


書簡は、京都府立総合資料館(京都市)に寄贈された吉井氏の遺品約4500点の中から、細川光洋静岡県立大教授(日本近代文学)が分析。9月発刊の大学の学術誌で論文を発表した。


いずれも45年3月~47年1月、吉井氏に送った封書やはがきで、疎開先の富山県と戦後移り住んだ京都府の住所宛て。計9首の短歌が記され、うち4首は湯川氏が71年に刊行した歌集「深山木」にも収録されていない。書簡の存在自体は既に知られ、一時展示されたものもあったが、消印が不鮮明で十分検証されずやりとりの背景や正確な内容は未解明だった。


満40歳になる前日の47年1月22日付の書簡は吉井氏から贈られた歌集への返礼。戦争末期の状況を振り返って「心が悲しくなります」とつづり、建物疎開で荒れた京の町並みを「わびしさは」から始まる3首で詠んだ。


湯川氏は少年時代から漢文や文学に親しみ、短歌に造詣が深かった。吉井氏と共に同人誌「乗合船」で作品を発表するなど、2人は歌を通じて交流があった。


〔共同〕


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