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天皇陛下、米学者と書簡で交流 被爆者支援が縁で半世紀

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2017-1-8 8:57:41  点击:  切换到繁體中文

 

写真・図版


フロイド・シュモー氏=関係者提供



昭和天皇、現天皇陛下と、戦後日本の復興や平和運動に携わった米国人との交流を示す英文の書簡15通が、米シアトルのワシントン大図書館で確認された。米国による原爆投下で壊滅的な被害を受けた広島での支援活動が縁となり、侍従らを通じた手紙のやりとりを半世紀近く重ねていた。専門家は「戦後の日米交流と皇室の関わりを示す貴重な資料」と話す。


特集:皇室とっておき


皇室と書簡をやりとりしていたのは、森林学者だったフロイド・シュモー氏(1895~2001)。平和主義で知られるキリスト教・クエーカー教徒で、家を失った被爆者向けの復興住宅を建てる救援組織をつくり、1949年夏に広島を訪問した。天皇陛下が皇太子の時に家庭教師を務めた同教徒のバイニング夫人とも知人で、その縁もあって皇室に手紙をしたためたとみられる。


今回見つかった書簡のうち最も古いものは、昭和天皇にあてた49年7月6日付。シュモー氏が訪日前に自らの活動への理解を要請した内容だった。


「もし(支援活動の)精神が日…



 

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