26日午前の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は3営業日連続で上昇した。前引けは前週末に比べ21円64銭(0.85%)高い2578円00銭だった。中国が23日に追加金融緩和を発表。24日から実施したことで、運用リスクを取る動きが広がった。投資家心理が改善し、新興企業株を物色する動きが活発化した。 ジャスダック市場の売買代金は概算で270億円、売買高は6302万株。主力銘柄で構成するJASDAQ―TOP20は4日続伸した。日本マイクロやマクドナルド、メッセージが上昇した。一方で、第一興商やガーラ、セリアは下落した。 東証マザーズ指数は3日続伸した。前引けは前週末比15.11ポイント(1.91%)高い806.74だった。ミクシィやそーせい、FFRIが上昇した。一方で、ジグソーやベステラ、PCIHDは下落した。 前週末23日に東証マザーズに新規上場したGMOメディは上場2日目となるきょう26日の9時25分に、公募・売り出し価格(公開価格、2740円)の約2倍の水準にあたる5510円で初値を付けた。23日の最終気配(6310円)の売り気配で始まったが、寄り付き後は上昇した。値幅制限の上限(ストップ高)となる公開価格比2.4倍(3770円高)の6510円まで買い進まれた。ストップ高での買い気配が続き、前引け時点は同水準で取引を終えた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 |
新興株前引け、ジャスダックは続伸 上場2日目のGMOメディが寄り付く
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