財務省が25日発表した対外及び対内証券売買契約などの状況（週間・指定報告機関ベース）によると、13～19日の海外投資家による日本株への投資は２週連続の売り越しだった。売越額は2262億円となり、前週の4886億円から減った。

原油価格が下げ止まらないことを受け、日本株にもリスク回避の売りが出た。18日には日銀の金融緩和の補完措置の解釈をめぐって市場が混乱したことも売りにつながった。

海外投資家は国内の中長期債を９週連続で買い越した。短期債も２週連続の買い越しだった。

一方、国内投資家による海外の中長期債への投資は３週連続の買い越しとなり、買越額は1472億円だった。海外株式への投資は６週連続の買い越しだった。〔日経ＱＵＩＣＫニュース（ＮＱＮ）〕