【NQNニューヨーク=神能淳志】29日のニューヨーク・マーカンタイル取引所/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EBE4E2EBE2E3E5E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NX(NYMEX)で原油先物相場は4日続伸した。WTI/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3E4EBE5E6E2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NX(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の3月物は前日比0.40ドル高の1バレル/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3E5E1E4E3E2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NX33.62ドルで取引を終えた。産油国による生産調整を巡る報道が交錯して相場は大きく上下したが、減産を期待した買いが優勢だった。
一部報道で主要産油国であるロシアのラブロフ外相が石油市場について議論するためアラブ首長国連邦(UAE)とオマーンを訪問すると伝わった。前日には同国のノワク・エネルギー相が減産に向け石油輸出国機構(OPEC/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EAE6E0EAE2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NX)などと協議する意向を示したと伝わるなど、原油の供給過剰が解消に向かうとの期待が相場を押し上げた。
日銀が初めてマイナス金利/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3E5E7E2E3E2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NX政策の導入を決めた。新たな景気刺激策で原油需要が回復するとの思惑に加え、世界的な株高で市場心理が強気に傾いた。価格変動の大きい原油先物の買いにつながり一時34.40ドルに上げた。
原油先物は下げに転じる場面もあった。別の報道では産油国であるイランの政府高官が原油の生産に関し、OPECが減産に動いても、同国の生産量が経済制裁/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EBE7E1E5E2E3E5E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NX前の水準に戻るまでは減産に加わらない意向を示したと伝わった。原油需給の緩みが改めて意識され、先物の売りを誘った。