【ワシントン=長沼亜紀】米シカゴ連邦準備銀行が22日発表した1月の全米活動指数は0.28だった。前月から0.62ポイント上昇し、6カ月ぶりにプラス圏の数値になった。同指数はゼロ以上だと米経済活動が過去の平均以上の成長ぶりであることを示す。
分野別では低迷していた「生産関連」が0.65ポイント上昇しプラス圏の数値になった。「雇用関連」はわずかに低下したがプラス圏だった。「消費・住宅市場」は横ばいでマイナス圏だった。
米経済成長の実体により即しているとされる3カ月移動平均値は、前月から0.15ポイント上昇のマイナス0.15だった。