観光客センターの施工現場(撮影・李兆民)。
今後、堤防から沼沢・白洋淀の美しい景色を見渡すことができるというのが、現在建設中の微縮白洋淀体験区が実現しようとしている機能だ。人民網が報じた。
白洋淀埠頭やその周辺の道路、景観の改造、リニューアル工事の現場に足を運ぶと、熱気にあふれた工事の様子を見ることができた。
建設を請け負う北京公交集団の関係責任者によると、同プロジェクトは、ハスやススキの茂る景色を中心にして、「白洋淀埠頭」を活かし、中国伝統の建築設計の精華を十分に反映するデザインであるだけでなく、同時に現地の文化の特徴ともマッチさせ、ヨシや船屋などの要素をそこにうまく溶け込ませている。例えば、堤防と堤防の間に、「九流入淀」と「圍■景観(■は土へんに念)」、「淀泊風光」の3つをテーマにした「微縮白洋淀体験区」を建設する。また、中国伝統の山水造林文化の「一池三山」を原型に、蓬莱洲、望▲洲(▲はさんずいに嬴)、方丈に、微縮淀区に対応する生態科技展示館(一葦閣)、観光客サービスセンターA(撫水軒)、観光客サービスセンターB、C(芦舫1、2)が建設される。
同プロジェクトはすでに、完成に向けて工事が急ピッチで進められている。完成し、オープンすれば、白洋淀埠頭が、河北省雄安新区の新たな「顔」となる。 (編集KN)
「人民網日本語版」2021年3月10日