熊本県を震源とする強い地震の発生を受け、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの大手携帯電話3社は14日夜、インターネットから親族や知人らに向けて安否に関する情報を登録したり確認したりできる「災害用伝言板」のサービスを始めた。3社のホームページのトップ画面から使える。
NTT西日本も、安否に関する情報を親族や知人らに知らせるための「災害用伝言ダイヤル」を開始。「171」に電話し、案内に従い操作することで、伝言の録音や再生ができる。
無料通話アプリLINE(ライン)は、国内の固定電話や携帯電話に通話する場合、1回ごとに最大10分間無料にしている。ネット検索大手のグーグルも、家族や友人らの安否を登録、確認、検索できる掲示板サービス「パーソンファインダー」の提供を始めた。フェイスブックも、自分の「友達」が無事かを確認する「災害時情報センター」を九州地方の一部で開設した。