シドニー戦への意気込みを語ったDF槙野(右)とペトロビッチ監督=藤木健撮影
サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)でH組の浦和は日本時間20日午後7時から、敵地でシドニーFC(豪州)と対戦する。19日にあった同組のもう1試合の結果を受け、浦和は引き分け以上ならば今大会日本勢で初めて決勝トーナメント進出が決まる。シドニーFCは1次リーグ突破が決定した。
首位のシドニーFCは現在勝ち点9。2位の浦和が勝ち点2差で追う。相手は10日に国内リーグ最終戦を終えた。試合会場は18日にラグビーの試合が行われたばかりで、ピッチ状態は悪い。シドニーFCのアーノルド監督は「我々の方が体力的に有利で、ピッチも浦和にとってはやりにくいだろう」と話した。
そんな中、19日に会場で練習した浦和のDF遠藤は「ボールのバウンドに注意すればいい」。ACLの出場した全試合で得点を挙げているFW武藤は「サッカーがやれないほどではない。勝ち点を奪って帰る」と話した。(シドニー=藤木健)