国土交通省は、日米航空交渉で米当局と合意した羽田空港からの米国便の発着枠の配分を、全日本空輸4便(往復)、日本航空2便とする方針を決めた。全日空のうち1便分は、深夜・早朝(午後10時から翌午前7時)の発着枠となる。26日に発表する。
合意では、日米双方の航空会社に、それぞれ昼間5便、深夜・早朝1便ずつを割り振った。国交省は、現在深夜・早朝枠で運航している全日空と日航の2便ずつを、まず昼間に移す。残りの2便分は、いずれも全日空に配分する。公的支援で再建した日航は、来年3月末まで新しい路線の就航が制限されているためだ。