ニンテンドー3DS向け「とびだせ どうぶつの森」。このシリーズのキャラクターを使ったスマホゲームを今秋出す予定だ。(C)2012 Nintendo
任天堂は27日、「NX」の仮称で開発中の次世代ゲーム機について、2017年3月の発売をめざすと発表した。本格的な新型は、2012年の据え置き型ゲーム機「Wii(ウィー) U(ユー)」以来となる。具体的な性能などは改めて公表する。
NXを今年度中に発売することで、「Wii U」の17年3月期の出荷は、前期比75%減の80万台に縮小する。携帯型の「ニンテンドー3DS」は、26%減の500万台を見込む。
スマートフォン向けでは、新たなゲームを今秋に配信する。人気ゲーム「どうぶつの森」や「ファイアーエムブレム」のキャラクターを使ったものを、それぞれ出すという。
任天堂が27日に発表した16年3月期決算は売上高が前期比8・2%減の5044億円、営業利益は32・7%増の328億円、純利益は60・6%減の165億円だった。17年3月期は売上高5千億円、営業利益は450億円、純利益は350億円を見込む。(西村宏治)