日本リーグ通算199勝目を挙げた上野
ソフトボール女子日本リーグは7日、東京・大田スタジアムなどで第1節6試合があり、ビックカメラ高崎が豊田自動織機を6―2で下した。ビックカメラの先発、上野由岐子は通算199勝目を挙げた。上野は2013年8月に、元米国代表ミッシェル・スミス(93~08年に豊田自動織機でプレー)の172勝を抜いて以来、歴代首位に立っている。
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ビックカメラは一回、森の左越え3点本塁打で先行したが、三回に上野が4安打を浴びて2点を返された。上野は1点リードの五回、投球中に足を滑らせ、左足を痛めて降板。浜村の好リリーフで逃げ切った。
宇津木監督は「上野はうちだけの投手ではなく日本の宝。大事にしたい」とした上で、足の状態次第で8日のSGホールディングス戦で200勝をかけて登板させる可能性も示唆した。