米オーランドの銃乱射事件に対し、各国首脳は相次いで追悼の意を示した。
乱射現場「誰でも歓迎されるクラブ」 LGBT客ら沈痛
中国国営新華社通信によると、習近平(シーチンピン)国家主席は13日、オバマ米大統領に「中国政府と中国人民を代表して、米国政府と人民に深い同情と真摯(しんし)なるお見舞いを、犠牲者に沈痛な哀悼の意を表する」と伝えた。李克強(リーコーチアン)首相も13日、訪中しているメルケル独首相との共同記者会見で、「中国はあらゆる形のテロ行為に反対する」と強調。メルケル首相は犠牲者に哀悼の意を表したという。
インドのムカジー大統領は13日、「(事件に)衝撃を受け、深い悲しみを感じる。テロリズムを正当化することは出来ない。世界はテロの災禍に対して力を合わせる必要があることを、この事件は示している」との声明を出した。モディ首相も「衝撃を受けた」とツイートした。
またエジプト外務省は12日、「この困難な時にエジプトは米国市民とともに立つ。国境、宗教にかかわらず、人道と倫理に反するテロと戦うことが必要だ」とする声明を発表し、国際社会の連帯を訴えた。(北京=西村大輔、ニューデリー=貫洞欣寛、カイロ=翁長忠雄)