阿蘇を描いたポストカードを持つ相戸健志さん=福岡県飯塚市 熊本地震の本震で、熊本県南阿蘇村の下宿の下敷きになり、7時間後に救出された東海大学農学部の男子学生の色鉛筆画が、復興支援のポストカードとして売られている。美しい阿蘇の風景などを、忘れてほしくないという思いで地震後に描いた。収益は全額、村に寄付する。 特集:熊本地震 ライフライン情報など 特集:あなたの街の揺れやすさを住所でチェック 熊本地震 災害時の生活情報 大学2年生の相戸(あいと)健志さん(19)。2階建ての学生向け下宿の1階に住んでいて、4月16日未明の本震の時は、ベッドに腰掛け、家族にスマートフォンでメールを打っていた。 揺れに襲われ、ベッドの足元側に逃げた。瞬間、激しい音を立てて天井が落ちてくるのが見えた。暗闇の中、スマホのライト機能を使い、ベッドが支えになって天井と床のわずかな隙間に挟まれ、命拾いしたと知った。「助けて下さい」「ここにいます」と大きな声で叫び続けた。死ぬかも知れないと恐怖を覚えた。 下宿の先輩の声が聞こえた。「大声を出したら体の負担になる」と、状態が悪化している時は1回、大丈夫なら2回、ものをたたくよう言われた。ほぼ30分おきに様子を見に来た先輩に、スマホで2回天井をたたいて無事を知らせた。 救助隊に助け出されたのは午前8時半。右ひじにかすり傷を負っていた。下宿は1階が押し潰されていたが、住人は全員無事だった。ドクターヘリで熊本市の病院へ。19日に退院し、福岡県筑紫野市の実家に帰った。 健志さんはその後、生まれ故郷で母晴子さん(48)の実家がある福岡県飯塚市で過ごし、今は大学が再開するまで、母の単身赴任先である宮崎市で暮らす。 地震の1週間後から、好きだった色鉛筆画を再び描くようになった。高校1年から独学で始め、動物や似顔絵などを描いてきた。母の知人の紹介で会った宮崎市のミニコミ紙「みやざき中央新聞」の編集長の目にとまり、復興支援のポストカードとして販売することを勧められた。 雄大な阿蘇の自然、赤牛、阿蘇大橋を描き、地震前の作品と合わせて今月、同新聞から10枚1千円で売り出した。売り上げから経費を差し引いて南阿蘇村に贈る。健志さんは「阿蘇の美しい自然を忘れてほしくない。村に恩返しがしたい。皆さんの協力で復興できれば」と話す。 問い合わせは同新聞のファクス(0985・53・5800)かメール(info@miya-chu.jp)で。(垣花昌弘) |
地震で7時間下敷きの東海大生、熊本支援へ絵はがき
新闻录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语
相关文章
日本12都府县疫情发展至“第4阶段” 熊本和冲绳2县也在其中
日本12都府县疫情发展至“第4阶段” 熊本和冲绳2县也在其中
中国最北端にある郵便局を訪ねて 黒竜江省
开幕!在大连逛逛“日本街”!
苗山の貧困脱却に向けた標準語学習 休暇中の女子大生が行う特別授業
日媒:安倍发表首相谈话 向原麻风病患者家属致歉
日本政府将向麻风病患者家属进行国家赔偿
日本九州岛连日暴雨 逾百万人被要求预防性撤离
日本熊本地震3周年 阿苏地区交通设施待修复
日本现昆虫零食自动售货机 售卖蟋蟀粉蛋白棒等物品
日本现昆虫零食自动售货机 售卖蟋蟀粉蛋白棒等物品
官方:前日本国脚卷诚一郎退役
日本熊本县发生里氏5.1级地震 西日本多地有震感
他是“熊本熊之父”,拿下奥斯卡,还给日本每年带来千亿日元收入
9年ぶりの凱旋登板へ、阪神岩貞の思いとは 熊本で球宴
県外選手ズラリに賛否の声 秀岳館主将、熊本の声援励み
周六小日本联赛稳胆推荐:金泽强势取分,德岛不胜!
5亿日元捐款人“路飞”曝光 日本政府造海贼团铜像纪念!
日本熊本男子持刀砍伤邻居 警官连开5枪将其击毙
「復興もB1への道も一歩ずつ」 バスケ熊本、来季へ
漱石直筆、友人宛ての手紙発見 「独リボツチデ淋イヨ」
月命日の慰霊行事、三回忌で最後に 熊本地震、本震2年
「見せたかった」亡き夫の残した庭色づく 熊本地震2年
「人の命を大切に、災害に強い町に」熊本・益城で追悼式
熊本出身の重永亜斗夢「風化する時期に勝てた」 ゴルフ
















