決勝進出を決めたセリーナ・ウィリアムズ=AP
テニスのウィンブルドン選手権第11日は7日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで女子シングルス準決勝があり、連覇を狙う第1シードのセリーナ・ウィリアムズ(米)が世界ランキング50位のエレーナ・ベスニナ(ロシア)を6―2、6―0で退け、2年連続で決勝に進んだ。今年の全豪を制した第4シードのアンゲリク・ケルバー(独)は第8シードのビーナス・ウィリアムズ(米)を6―4、6―4で破り、初の決勝進出を決めた。
車いすの部では、今年から導入されたシングルスの女子1回戦があり、第2シードの上地結衣(エイベックス)がアニク・ファンクート(オランダ)に6―2、5―7、4―6で逆転負けした。
第10日の6日は男子シングルス準々決勝があり、4強が出そろった。第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)はマリン・チリッチ(クロアチア)に逆転勝ちし、4大大会のシングルスで最多の通算307勝に到達した。第2シードのアンディ・マリー(英)はジョーウィルフリード・ツォンガ(仏)に競り勝った。8日の準決勝はミロシュ・ラオニッチ(カナダ)―フェデラー、トマーシュ・ベルディハ(チェコ)―マリーの顔合わせ。