ミネソタ州とルイジアナ州で黒人男性が警官に射殺される事件が相次いだことを受け、オバマ大統領は8日、訪問先のポーランドで、「すべての米国人が懸念すべきだ」と記者団に語り、人種差別が事件の背景にあることを指摘した。
米警官、また黒人男性射殺 ネットで中継、批判高まる
オバマ氏は「(二つの事件は)別々の孤立した出来事ではない。米国の刑事司法システムにおいて、人種によって相違が存在することを示している」と話した。さらに統計の数字を挙げて、白人よりも黒人が警官に制止されることや、撃たれる割合などが高いことを示した。
オバマ氏は「多くの市民が肌の…