6回、キービン・ララに右ストレートを打つ井岡一翔=筋野健太撮影
(20日、WBAフライ級タイトル戦12回戦)
井岡、3度目の防衛 和気はTKO負け ダブル世界戦
10回、連打で挑戦者がぐらついた。井岡は最大のチャンスを逃さない。続く11回、再び顔面に左右のパンチ。この試合2度目のダウンを奪うと、ララは10カウントで立ち上がることができなかった。
昨年末の防衛戦、フライ級では、世界戦で初めてKO勝ちを収めた。パンチ力という課題の克服が見えた一方、12日の公開練習では「いろんな選択肢が増えると、判断が難しくなる」と口にしていた。
この日に求められた「判断」は…