自民党の参院議員会長選が26日告示され、唯一立候補した橋本聖子元外務副大臣(51)の無投票当選が決まった。29日の参院自民の特別議員総会を経て就任する。任期は3年で、初の女性会長となる。
橋本氏は元スケート選手で、カルガリー五輪などに出場した。1995年の参院選比例区で初当選し、これまでに当選4回、細田派に所属。参院文教科学委員長や党参院政審会長を務めた。無投票当選が決まった後、記者団に「参院の独自性をどのように生かしていくかも含め、しっかりやっていく」と述べた。リオデジャネイロ五輪選手団長は引き続き務めるという。
自民の参院執行部人事では、幹事長に吉田博美・参院国会対策委員長、国対委員長に松山政司・参院議院運営委員長が就く見通し。