女子1次リーグのフランス戦で勝利し、引き揚げる日本チーム=時事
(13日、女子バスケット1次リーグ 日本79―71フランス)
リオオリンピック
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日本は1次リーグ最終戦でロンドン五輪銀メダルのフランスを破り、今大会3勝目を挙げた。
すでに準々決勝進出を決めている日本。準々決勝で五輪5連覇中の米国との対戦を避けるために、フランスに勝つだけでなく、得失点差を稼ぐ必要がある。内海知秀ヘッドコーチは「13点差、できれば15点差以上で勝ちたかった」。
フランスは今大会3点シュートが好調の栗原三佳に厳しいマークをつけ、日本の攻撃をふさいできた。「気持ちを出してやろうと思った」と主将の吉田亜沙美。得意のドリブルでゴール下に切れ込んだり、速攻を繰り出したりしてチーム最多の24得点。一時は12点のリードをつけたが、あと一歩及ばなかった。
準々決勝の相手は米国。米女子プロリーグ(WNBA)でプレーする渡嘉敷来夢は「勝てると思ってプレーしている。チームメートと試合をするのが楽しみ」と言いつつ、「もう少し上で対戦したかったなあ」。少し本音もこぼれた。(河野正樹)