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大差逆転の東邦、勢い続くか 名将チェック第11日

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2016-8-17 9:33:26  点击:  切换到繁體中文

 

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前田三夫・帝京監督


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■第1試合 東邦―聖光学院


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一時は7点あった差を逆転して勝ち上がった東邦。その勢いを聖光学院が止められるかどうかがポイントだ。あれだけ劇的な勝ち方をすると、この先は持っている力以上が出る可能性が高い。両チームにとって大事なのは序盤。東邦が立ち上がりに得点を積み重ねるようなら、そのままの勢いでいくだろう。逆に聖光学院が三回までにリードを奪うような展開になれば面白い。聖光学院も2回戦は終盤に逆転する良い勝ち方だったので、上り調子であることは間違いないでしょう。


(前田三夫・帝京監督 全国選手権優勝2度)


■第2試合 花咲徳栄―作新学院


大会前から評判が高かった花咲徳栄の左腕高橋昂。初戦で150キロ超の直球を見せつけた作新学院の今井。両エースの投げ合いは楽しみだが、私は花咲徳栄の野本、作新学院の鮎ケ瀬という両チームの捕手に注目したい。野本は2回戦のように高橋昂の直球と変化球をうまく配分できるか。鮎ケ瀬は、制球がいい今井の球がストライクゾーンに集まりすぎないようにボール球を巧みに使いたい。ともに大量点を望むのは難しいだけに、配球の小さなミスも勝敗を左右しそうだ。


(小枝守・拓大紅陵前監督 1992年全国選手権準優勝)


■第3試合 木更津総合―広島新庄


好投手を相手に両チームの打線がどう崩そうとするのかを楽しみに見たい。木更津総合の早川は制球力があり、変化球の切れもいい。守備は二塁・小池、遊撃・峯村を中心によく鍛えられていて、守りから攻撃のリズムを作っている。打線は大沢ら下位の勝負強さにも期待したい。広島新庄の堀は2回戦で90球完投。早いカウントで打ちに来られても、制球力があるから打ち取れる。打線は強打も犠打もある。多彩な攻撃があるので、どういう攻めをするのか注目したい。


(我喜屋優・興南監督 2010年春夏連覇)


■第4試合 日南学園―北海


北海は松山聖陵との初戦で無失策。気を付けるとすれば12安打で2得点の打撃か。相手投手が身長196センチの右腕アドゥワから160センチの左腕森山に代わる。打者の目が慣れるまで時間がかかるかもしれない。日南学園は守りだ。市和歌山戦では失策絡みの失点で先行を許した。勝ち上がるほどにミスで「与える」得点が勝敗を分ける可能性がある。甲子園で1、2試合を経験して精神的な硬さはとれたことだろう。ただ日南学園は中1日での試合。疲労回復も大事なポイントだ。


(小枝守・拓大紅陵前監督 1992年全国選手権準優勝)




 

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