準々決勝で米国に敗れ、涙する木村(中央)と荒木(右)=林敏行撮影
リオデジャネイロ五輪のバレーボール女子は16日、日本が準々決勝で米国に0―3のストレートで敗れ、準決勝進出を逃して、メダルが消えた。ロンドン五輪の銅メダル以上の結果を求めた日本の挑戦は、世界ランク1位の米国に阻まれた。五輪での初優勝をうかがう米国と、世界ランク5位の日本との実力差がそのまま出たストレート負けだ。
女子バレー、8強で敗退 2大会連続のメダルならず
リオオリンピック
バレーボールの日程・記録
【タイムライン】第12日のまとめ
二度と立つことがないリオのコート。日本の選手たちの最後の円陣は1分以上ほどけなかったが、ただただ、沈黙の時間が流れた。「悔しさでみんな言葉にならなかった」と荒木絵里香。主将の木村沙織は「4年間、ありがとう」とだけ、最後に言った。
第3セット。米国のラーソンの…