むのさん、反戦への思い貫く 憲法改正派にも耳傾ける——贯通日本资讯频道
您现在的位置: 贯通日本 >> 资讯 >> 政治(日语) >> 正文
むのさん、反戦への思い貫く 憲法改正派にも耳傾ける

写真・図版


くつろいだ表情で質問に答えるむのたけじさん=2015年3月27日、さいたま市中央区、木瀬公二撮影



むのたけじさんは、終戦の日の8月15日を特別な日と考えていなかった。「何かの記念日を定めても社会は変わらない。365日の生活の中で考え続けないといけない」。その日行われる黙禱(もくとう)にも反対で、「黙っていても何も変わらない。声を張り上げよう」と訴えた。


むのたけじさん死去 101歳のジャーナリスト


【コラム】再思三考~むのたけじの伝言


落合恵子さんら「思い受け継ぐ」 むのたけじさん死去


朝日新聞記者時代は中国やインドネシアなどに従軍。普通の人々が、相手を殺さないと殺される現場を取材し続けた。その戦争を「臣民」の名で「やらされた」人ばかりで、「やった」人がいないことが戦争責任をあいまいにし、今も近隣諸国と緊張関係が続く原因だと指摘した。


終戦直前、3歳の長女が疫痢で死去。戦時下のため薬の入手が困難で、病状が悪化した日、出征する医師の壮行会で地域の医師全員が留守だったことなどが重なって助けられなかったことが、反戦活動を続ける原動力になった。


徹底して憲法改正反対を訴える一方、「憲法を変えようとする人と、変えまいとする人がいるのが普通で、それが正常なんだ」とも言い、改正派の意見にも耳を傾けた。


ジャーナリストであることの根底には、幼い頃に見た懸命に働いても貧しかった実家と、何もせずに豊かに暮らす旦那衆の姿があった。「不当に貧しい者がなぜ存在するのか。不当に富んでいる者がなぜ威張り続けるのか。これを変えない限り人間全体が大きく呼吸をすることは望めない」。常に弱者の立場に立った発言を続けた。(木瀬公二)


新闻录入:贯通日本语    责任编辑:贯通日本语 

发表评论】【加入收藏】【告诉好友】【打印此文】【关闭窗口

相关文章

習近平総書記「宇宙の平和利用に一層の貢献を」
出張先の石家荘で30日間隔離されていた男性がついに帰途へ
出張先で隔離された社員のため会社が「思いやり相談室」を設立 南京
南水北調中央ルート、浮遊藻類AI識別の研究に進展
寧夏の貧困脱却を描くドラマ「山海情」が若者にも人気に
ある米国人記者が目撃した「中国の奇跡」が1冊の本に
千年湖南料理全国巡回展が長沙会場で開幕 湖南省
中国2020年の10大科学技術進展ニュース(1)
四川料理にやみつきになった英国女性 20年間で200種類以上のレシピまとめる
二十四節気を親子の絆深める懸け橋に ある中国の母親の試み
中国疾病予防管理センター「物体の表面の活性状態の新型コロナがヒトにも感染」
動物たちにも「臘八粥」のご馳走 雲南省昆明
月からの「特産品」、基本的用途は4つに
天津でアイスクリームのサンプルから新型コロナウイルス検出
全市民にPCR検査実施!初日の石家荘を取材 河北省
青海省牧畜民の生活改善を支えるライブコマース
京張都市間鉄道開通一周年 活気に満ちた冬季五輪の舞台・崇礼区
中国EU投資協定は双方にも世界にもプラス
「患者さんたちと再会できる日がもうすぐ来ると信じている」
カラフルな白菜が誕生、来年にも市民の食卓へ
月探査機「嫦娥5号」が持ち帰った月の土壌の試料が開封へ
嫦娥5号が「サンプルリターン」 モジュールは使い捨てカイロで保温
【インタビュー】経験と知識頼りに中国で「探す、見つけ出す」を続ける
同僚励ますイラストで話題の岩崎春香さん「人と人とのつながりの大切さをしみじみ感じ
南京大虐殺から83年 ずっと忘れない