新大阪駅の新幹線ホームで引き継ぎをする夏服姿のJR東海の運転士(左)と、半袖シャツのJR西日本の運転士
おなじみのスーツはもう見られません――。JR東海は、東海道新幹線の運転士や車掌ら乗務員の夏服を見直し、白に色みがかかったオフホワイト色のスーツを廃止する方針を決めた。スーツは会社発足直後から親しまれてきたが、来年夏からクールビズを初めて採用するのに合わせ、30年近い歴史を終える。
JR東海によると、従来の夏服は1987年に会社が発足した翌年に導入。有名ブランド「ヨウジヤマモト」のデザインで、原則6~9月に乗務員が着ていた。新大阪駅の新幹線ホームでは毎夏、スーツを着たJR東海の乗務員と水色の半袖シャツ姿のJR西日本の乗務員が交代する風景がおなじみになっていた。
JR東海は発足以来、在来線の…