仮装コスチュームに身を包みパレードする人たち=31日、米ニューヨーク、杉崎慎弥撮影
米ニューヨークで31日夜、恒例のハロウィーンパレードが開かれ、色鮮やかな仮装コスチュームに身を包んだ10万人以上が、中心部で約1・5キロの道のりを行進した。全米最大級のハロウィーンイベントとされ、今年で43回目となる。
午後7時に始まったパレード会場周辺には、大勢の観光客や見物客らが詰めかけた。魔女や怪物、映画のキャラクターに扮するなどした人たちが、若者でにぎわうカフェが並ぶグリニッチビレッジから、6番街を北に向かって練り歩いた。
4年に1度の大統領選が今月8日に控えていることもあり、民主党候補のヒラリー・クリントン氏(69)や共和党候補のドナルド・トランプ氏(70)の仮装をする人の姿もあった。30代の男性はトランプ氏の操り人形を自作して参加。「今年は大統領選だし、1週間かけて作ったよ。僕はトランプを守るSPのコスチュームなんだ」と語った。(ニューヨーク=杉崎慎弥)