「長江保護法」の施行初日となった3月1日、江蘇省蘇州市管轄の太倉市にある大倉港国際コンテナバースから下流へ1キロメートル離れた場所に建設された長江太倉水上グリーン総合サービスエリアのテスト運用が始まった。同エリアは、長さ110メートルの艀船 (はしけぶね)1隻、廃棄物回収船2隻、交通船2隻、船舶廃棄物回収転送センター、化学品・洗浄水、油分含有汚水回収・処理ステーションで構成されている。長さ110メートルの艀船は、現時点で長江水上サービスエリアの中で単体として最大規模のもので、「船舶廃棄物の無料回収、無料での通行・緊急支援・民間向け政務サービス」などのグリーンサービス機能を担っており、長江下流地域における停泊・調整・補給のための「グリーン港湾」であると同時に、長江の生態系を見守る「グリーン歩哨」でもある。中国江蘇網が報じた。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年3月4日
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