中国海洋石油集団有限公司(中国海油)が15日にあきらかにしたところによると、中国の海上の新型「グリーン油田」である曹妃甸6-4油田が正式に稼働開始した。
曹妃甸6-4油田は渤海中西部の海域にあり、天津市から約116キロメートル離れている。平均水深は約20メートル。油田開発プロジェクトには30の生産井が含まれ、2023年にピーク値の年間生産量が75万立方メートルにのぼる見通しだ。
グリーン・低炭素管理を採用した同油田は、多くの高品質国産設備と革新型環境保護設備を導入し、排出削減・効果向上を実現する。例えば初めて導入した油田再生水収集タンクは生活汚水を回収し、海上油田の生活汚染の完全なゼロエミッションを実現した。
中国海油の汪東進会長は「当社は将来的に国内油ガス調査・開発への投入を持続的に拡大すると同時に、グリーンで低炭素な生産を全面的に推進する。グリーンな油田、グリーンな工場の建設を加速させ、中国のCO2排出量ピークアウト、カーボンニュートラルの全面的な達成を後押しする」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年3月18日