日本学生野球協会は8日、審査室会議で高校8件の不祥事の処分を決めた。
今秋の関東大会で準優勝し、選抜大会出場の可能性がある東海大市原望洋(千葉)の監督が、今年8月下旬に県内のシニアチームの選手6人を個別に練習参加させたため、中学生練習参加規定違反で10月17日からの謹慎1年の処分を受けた。部長、コーチは謹慎6カ月となった。中学生の練習参加については、学校全体で開く見学会では認められている。
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【対外試合禁止6カ月】小豆島(香川)=10月20日から、部員のいじめ【同1カ月】城東工科(大阪)=9月24日から、部員のいじめ【無期謹慎】いずみ(埼玉)の監督=学校同窓会費の横領▽甲府一のコーチ=酒気帯び運転【謹慎1年】東海大市原望洋(千葉)の監督=10月17日から、中学生練習参加規定違反▽稲生(三重)の監督=9月1日から、部員への暴力と暴言【同6カ月】東海大市原望洋の部長とコーチ=10月17日から、中学生練習参加規定違反▽塩山(山梨)のコーチ=10月25日から、一般生徒への暴力【同1カ月】帝京三(山梨)の監督=10月11日から、部員への暴力