日本学生野球協会は14日、審査室会議で高校12件の不祥事の処分を決めた。
五所川原商(青森)は、5月下旬から9月下旬までに2年生部員3人が同級生1人と1年生部員15人に暴力をふるったり食べ物を買わせていたりしたとして対外試合禁止6カ月の処分を受けた。また、複数の不祥事が起こり、今秋から休部している北照(北海道)の部長が部内暴力の報告遅れで謹慎3カ月の処分となった。
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【対外試合禁止6カ月】五所川原商(青森)=9月29日から、部内暴力、物品強要【同3カ月】茂原(千葉)=7月25日から、部員のいじめ【同1カ月】廿日市西(広島)=9月15日から、部員のいじめ▽芝浦工大(東京)=10月4日から、部員のいじめ【無期謹慎】六郷工科(東京)の部長=部長の強制わいせつ【謹慎3カ月】佐野(大阪)の責任教師=8月26日から、部外生徒への暴力▽小松島西(徳島)の監督=9月1日から、部員への暴力▽箕輪進修(長野)の部長=9月3日から、部長の不適切対応▽北照(北海道)の部長=9月28日から、部長の報告遅れ【同1カ月】都城(宮崎)の監督=9月16日から、部員への暴力▽芝浦工大の部長=10月4日から、部長の報告遅れ▽昌平(埼玉)のコーチ=10月6日から、部員への暴力