男子テニスのATPツアー・ファイナルの1次リーグ初戦で、世界ランキング5位の錦織圭は同3位のバブリンカを破った=ロイター
男子テニスの今季最終戦、ATPツアー・ファイナルが14日、ロンドンで第2日を迎え、1次リーグの「マッケンロー組」で3年連続出場の世界ランキング5位、錦織圭(日清食品)は同3位のスタン・バブリンカ(スイス)を6―2、6―3で破り、好発進した。13日に行われた「レンドル組」では5連覇を狙う同2位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が同9位、ドミニク・ティーム(オーストリア)を6―7、6―0、6―2で下し、同4位のミロシュ・ラオニッチ(カナダ)は同6位のガエル・モンフィス(仏)に6―3、6―4で勝った。年間成績上位8人が争う大会は1次リーグ2組に分かれ、各組上位2人が準決勝に進む。
特集:錦織圭
■集中力保ち完勝「手堅い戦い出来た」
錦織は全米覇者から第1セットを29分で奪った。ただ、この時点で快勝ペースと手放しで喜びにくかったのは、前回の対戦での苦い記憶があったからだ。
今夏の全米オープン準決勝での…