女子ゴルフの大王製紙エリエールレディスオープンは18日、第2ラウンドがあり、5位から出たテレサ・ルー(台湾)がコース新の62で回り、通算15アンダーで単独首位に立った。賞金ランキング首位のイ・ボミ(韓国)は6アンダーの16位。3アンダーまでの54選手が決勝へ進んだ。1アンダーで60位の森田理香子、香妻琴乃、2オーバーで78位の北田瑠衣、4オーバーで80位の前田陽子は予選落ちで来季の賞金シード(ランキング50位以上)入りを逃した。
■シード落ちの森田理
2013年に賞金女王に輝いた森田理香子が、7年間守ってきた賞金シードを失った。「一番いいゴルフが出来た。バーディーを取りたいという気持ちが強く出た」と5バーディーを奪ったものの、2ボギーをたたき、2打及ばず、今季18度目の予選落ちとなった。来季のQT(出場予選会)に臨むことになるが、「賞金女王を取ってから守りのゴルフに入ってしまった。気付いたのも遅すぎたが、攻めていきたい」。まだ、26歳。「ここで終わりたくない」と前を向いた。