チャンピオンシップ決勝第1戦でプレーする鹿島・永木⑥=杉本康弘撮影
サッカーJ1の年間王者を決める明治安田生命Jリーグチャンピオンシップ(CS)は3日、決勝第2戦が行われる。年間順位1位の浦和と3位の鹿島の対戦。第1戦は浦和が1―0で制したが、互いの激しい守りが際立った。両者の堅守を支えるのは、ともに今季から加入した浦和DF遠藤航(23)と鹿島MF永木亮太(28)。昨季まで湘南でプレーした元チームメートだ。
遠藤は今季、J1で27試合に出場。1対1の守りや、的確なカバーリングで浦和の最終ラインを支えた。アジア・チャンピオンズリーグでもチームを決勝トーナメント進出に導いた。永木は第2ステージで11試合に先発し、定位置を勝ち取った。CS準決勝の川崎戦もフル出場。激しい守りで相手の攻撃の芽を摘み、1―0の勝利に貢献した。
中大出身の永木と湘南ユース出身の遠藤は、同じ2010年にJ1デビューを果たした。それから6年間、試合経験を積んで力を伸ばし、湘南の中心選手に。そして今季、優勝争いの常連クラブへステップアップした。永木はロシアW杯アジア最終予選を戦う日本代表に選ばれ、11日にカシマスタジアムであった親善試合のオマーン戦で初出場。遠藤は23歳以下日本代表の主将を務め、リオデジャネイロ五輪に出場した。
遠藤は「(永木)亮太くんとの…