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投稿欄が縁、40年ぶり交流 名前を読んでくれた先生

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掲載紙を手にする長谷川真知子さん=愛知県江南市


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日々の出来事や思いをつづる朝日新聞生活面の投稿欄「ひととき」がきっかけとなり、40年以上の時を経て再びつながった恩師と教え子がいる。ふたりは「思いがけない縁」に驚き、再会を約束した。


2015年5月6日の名古屋本社版「ひととき」に「名前を呼ぶこと」と題した投稿が載った。小学校の先生だった女性が書いたのは、こんな内容だった。


始業式前日に名簿に目を通していたら、ある女の子の名前が読めなかった。学籍簿で確認し、始業式で名前を読み上げた。下校でいったんは教室を出たその子が戻り、にこっと笑って「一番最初から私の名前ちゃんと読んでくれたの、先生が初めて」。その後、名前を正しく呼ぶことが教員生活の中で守ることの一つになった。最後に「教えてくれた小柳誉子(ようこ)さん、元気にしていますか」と呼びかけた。


投稿したのは、愛知県江南市の…



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