国連安全保障理事会がイスラエルの入植活動の即時停止を求める決議を採択したことを受け、イスラエルのネタニヤフ首相は24日、国連機関への拠出金の停止などの対抗措置をとり、国連との関係の見直しを1カ月以内に検討するよう外務省に指示した。
イスラエルの入植停止決議を採択、米は棄権 国連安保理
ネタニヤフ氏は24日の演説で、組織名は言及せずに五つの国連機関に対し約3千万シェケル(9億円)の拠出金の停止を指示し、「(停止は)さらに増える」との見通しを示した。決議案を共同提案したセネガルへの全ての支援も止める。
また、地元報道や関係者によると、決議案に賛成したウクライナ首相のイスラエル公式訪問の受け入れを中止。25日には米大使に呼び出しに応じるよう求め、決議案に賛成した日本を含む安保理メンバー国の駐イスラエル大使を呼ぶよう外務省に指示した。
ネタニヤフ氏は「我々は決議を…