ロシアが米大統領選にサイバー攻撃で介入したとされる問題に絡み、ワシントン・ポスト紙などは5日、ロシア政府高官らが互いにトランプ次期大統領の勝利を祝福する通信を米情報機関が傍受していた、と伝えた。ロシアによる介入の傍証の一つとしている。
「ロシアの直接介入、前例ない」 米情報機関トップ
米情報機関は介入問題について、オバマ大統領の指示で50ページ以上の報告書を作成し、5日に提出。その中で傍受についても記載された。これらのロシア高官の中には、サイバー攻撃について認識していたと米当局がみている人物が含まれているという。
サイバー攻撃では、トランプ氏の対立候補だった民主党のクリントン氏側のメールが内部告発サイト「ウィキリークス」で暴露されたが、米情報機関は流出に関与したロシア側の人物も特定しているという。
だが、トランプ氏はロシアの関…