「きばっとー!」とかけ声をかける鹿児島代表主将の上原美幸(前列左から3人目)
第35回全国都道府県対抗女子駅伝大会は15日、京都市西京極陸上競技場発着(9区間42・195キロ)である。昨夏のリオデジャネイロ五輪女子5000メートルで日本勢2人目の決勝に進み、出身地の鹿児島代表として今回は9区(10キロ)を走る上原美幸(第一生命)に注目が集まる。
積極的な走りが持ち味の上原が「一番大好き」と話すのが、中学3年生から7年連続出場となるこの大会だ。鹿児島女高2年だった2013年は1区で区間賞を獲得。「自信になってそこから強くなれた」と話す。
今回は主将も務める。3年後の東京五輪はマラソン出場を目指す考えを明かし、「今回でこの大会は最後。どんな順位で来てもごぼう抜きしたい」。
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事務局は14日、大会当日に降雪が予想されるため、開催についての最終決定は15日午前11時ごろまでに決めるとした。