パソコン画面を通して患者と対話する来田誠医師。患者はスマホで話している=東京都港区の新六本木クリニック(画像の一部を加工しています) スマートフォンなどを使って自宅や職場にいながら医師に診察してもらう遠隔診療が、都市部で広がってきている。遠隔診療はこれまで離島やへき地が主な対象とされてきたが、一昨年の厚生労働省の通知をきっかけに様変わりしてきた。病状が安定していれば、通院の手間がはぶけるため、勤め人や子育て・介護中の人たちが利用している。 1月中旬の午後、東京都港区にある新六本木クリニック。来田(きただ)誠院長がパソコン画面に向かって話しかけた。「前回の診察以降、いかがでしたか」 画面には横浜市に住む40代の男性会社員の顔が見える。2カ月前から禁煙治療を受けている男性は、カメラ機能で顔が映るようにした自身のスマホに向かって答えた。「禁煙は続いています。吸ってみたい気持ちはなくならないので、注意したいと思います」 何度かやりとりをし、「困ったらご相談ください」と来田院長が伝え、数分で診察が終わった。 男性は「仕事は忙しいし、病院の待合室で待つのも苦手。遠隔診療では自分の空いている時間に調整できる」と話す。 このクリニックは精神科や禁煙外来に遠隔診療を活用し、月に50人程度の患者が利用している。 ここでは、遠隔診療を希望する患者でも、最初の1回は医師と直接対面して診察を受ける。その後は、遠隔診療でも大丈夫と医師に判断されれば、患者はスマホに専用のアプリをダウンロードするかパソコンを使う。ネットで診察時間を予約し、その時間にパソコンやスマホの前で待機する。費用はクレジットカードで払う。薬は配達してもらうか、処方箋(せん)を送ってもらって近所の薬局で受け取る。 遠隔診療のシステムを提供する「メドレー」(東京)によると、事業を始めた昨年2月から昨年末までに北海道から沖縄までの約200医療機関が導入。首都圏や関西、九州、東海の都市部の診療所が目立ち、診療科は内科や小児科、精神科、皮膚科などという。 代表取締役で医師の豊田剛一郎さんは「医療機関の間では遠隔診療の認知度が上がってきた。今後は患者にも広く知ってもらいたい」と語る。 |
スマホで診療、都市部でも 初診だけ対面、手軽さ人気
新闻录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语
相关文章
ハルビンに「シロクマホテル」開業 黒竜江省
スマホゲーム成功の秘訣はローカライズ
北京市の小中高校の新学期スタート スマホ保管ボックスが教室に登場
ファーウェイが新機種のスマホ発表、自社OSにアップグレードへ
今いる場所で春節迎えるよう呼び掛け 長江デルタでは手軽な年越し料理が人気に
小型ロボットがスマホに取って代わるか?
高齢者向け教育機関の「老年大学」でスマホ講座開設 湖南省
コミュニティでスマホ講座開講、高齢者に楽しい「スマートライフ」を 江蘇省揚州
ちょっと足休めしながら、街灯でスマホ充電はいかが? 湖北省
北京社会心態調査「博士号取得者が最も焦燥感に悩まされ、男性はスマホ依存度高」
路線バス車内にスマホ充電差し込み口を増設 浙江省杭州
低温調理器、うまみギュッと 家庭でも手軽に本格風味
ドローン使って85億円分のスマホ密輸 香港から中国へ
福岡中心部でひったくり多発 40分に6件発生の夜も
スマホの写真、手軽にアルバム化 フォトブック人気沸騰
高木美帆、サッカー部でも逸材 「当時からすごすぎた」
クルマは相棒、大学自動車部では優勝も 皆川玲奈アナ
「360度開く」辞書 スマホ時代、製本もカジュアルに
本格チャーハン、おうちで手軽に 冷凍をパラパラに
生活保護費、7割の世帯が減額へ 都市部で減額幅大きく
生活保護費、7割の世帯が減額へ 都市部で減額幅大きく
ローソンが「無人」店導入へ 首都圏2~3店、深夜帯に
ソニー、20年ぶり最高益 スマホ向け半導体事業が好調
しわも販売数も伸び~る 衣類スチーマー、手軽さで人気
手軽な勲章はいらない 早大山岳部、ヒマラヤ未踏峰挑戦












