記念出発式で特急サンダーバードを出迎える参加者たち=JR高槻駅
大阪と北陸を結ぶJR西日本の特急サンダーバードの一部停車が始まった高槻駅(大阪府)で4日、記念出発式が開かれ、市民ら約600人が初めて高槻駅を発着したサンダーバードを笑顔で見送った。
特集:テツの広場
JR西が4日付でダイヤを改定。朝の下り線と夜の上り線の各4本が高槻駅に停車する。
金沢駅まで約2時間半で結び、北陸新幹線との乗り換えがしやすくなる。JR西によると、高槻駅は大阪と京都の真ん中に位置し、乗客数が多いことから停車駅に追加された。
出発式で浜田剛史・高槻市長は「高槻の交通利便性が高まり、たくさんの人に来てもらえる。市民にもぜひ利用してほしい」とあいさつ。浜田市長や小学生らが右手を突き上げて出発合図を出しながら、午前6時45分発のサンダーバードを送り出した。(吉川喬)