撮影用にポーズをとる宇都直輝選手
モテ男がもっとイケメンに――? バスケットボールのBリーグが先月、バレンタインデーに合わせて実施したリーグナンバーワンの「モテ男」を選ぶSNS投票で、3065票を集めた富山グラウジーズの宇都直輝(25)が6日、小学館の女性向けサイト「AneCan(アネキャン)TV」のプロデュースでさらなる「イケメン化」に挑戦。ヘアメイクを施され、スタイリストが選んだ服に身を包んだ「変身」した姿で撮影に挑んだ。
リーグが1位のご褒美として「さらにモテるように」と企画したもの。AneCanのターゲット層のOLとのデートに似合うファッションをテーマに、スタイリストが、デニムのジャケットと麻の白シャツ、薄いブルーのパンツを選んだ。今季開幕時にチームカラーと同じ赤に染めたという髪は、アイロンで動きのある雰囲気に。宇都は「普段しない格好で恥ずかしかった」。
とは言え、髪をセットするのが中学時代からの習慣。アイロンでパーマっぽく仕上げるのが最近の定番だ。190センチ、80キロとバスケット選手にしては細身。韓国ドラマが好きで、普段のファッションにも「韓流」を取り入れているという。
Bリーグとなった今季、出場機会を求めてA東京から移籍。富山のファンに温かく迎え入れられ、ツイッターのフォロワーは5千人増えて、9千人近くまで伸びたという。司令塔のポイントガードとして先発に定着し、1試合平均のアシスト数4でリーグ2位につけるが、チームは勝率リーグ最下位に低迷中。降格の危機にあるチームは、「前に立って引っ張りたい」というエースのように「変身」できるか。