再び会えた「きせきのランドセル」、共に卒業 震災6年——贯通日本资讯频道
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再び会えた「きせきのランドセル」、共に卒業 震災6年

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ランドセルを背負って登校した三浦なぎささん=2月23日朝、宮城県南三陸町入谷、福留庸友撮影


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宮城県南三陸町の町立入谷小学校6年、三浦なぎささん(12)は、大切なランドセルとともに、17日に卒業式を迎える。入学直前に津波に流されて、1カ月後にかえってきてくれた。去年の夏、小学校最後の夏休みにランドセルの思い出を作文に書いた。


入学を目前にした6年前の春。保育園で昼寝中に地震が起きた。津波は来ず、夕方に父親の工(たくみ)さん(45)と会えた。母親の留美さん(44)も無事だった。


でも、海から50メートルほどのところにあった南三陸町歌津の家は、流された。


机やランドセルも、もうどこにもありませんでした。(中略)残念で悲しくてなんとも言えない気持ちになりました。


両親に連れて行ってもらったショッピングセンターで、お花のようなパールピンクにひかれて買ってもらったランドセルだった。


家に帰ってからも何度もランドセルを背負っては、鏡で自分の姿を確かめていたほどでした。


再び会えたのは、ちょうど1カ月後。近所の人が自宅の近くで見つけてくれた。汚れがひどく、「支援物資で新しいものがもらえるよ」と言われたけれど、「これがいい」と答えた。断水が続く中、父親が沢で泥を洗い流してくれた。


このランドセルが、私のもとに、かえってきてくれたことは、きせきだと思います。私にいつも頑張るパワーを与えてくれました。


避難していた祖母の家に近い入谷小に入った。運動会に修学旅行。楽しい思い出がたくさん増えた。身長は6年間で40センチ伸びた。


たくさんの楽しい思い出をつめこんで、卒業式の日をこのランドセルと共にむかえたいと思います。


作文「おかえり、私のランドセル」は、公益財団法人が主催する作文コンテストで約1万6千点の応募の中から全国の最高賞を受賞した。中学校では吹奏楽部でがんばろうと思っている。(中林加南子)



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