日本2番手で登板した藤浪=川村直子撮影
(中国1―5日本 6回裏)
野球の国・地域別対抗戦、第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は10日、1次リーグB組の試合が東京ドームであり、すでにB組1位を決めている野球日本代表「侍ジャパン」は中国と対戦した。
2017WBC特集
【一回表】
侍ジャパンの先発は武田。先頭打者に初球を右前安打されるなど、2死三塁のピンチを背負ったが、無失点で切り抜けた。
【一回裏】
後攻の日本は、先頭の田中が中前安打で出塁。二盗などで1死三塁とし、山田の犠飛で1点先行した。
【二回表】
武田が2三振を奪うなど、三者凡退に抑えた。
【二回裏】
2死から松田が左前安打で出塁。続く小林が左翼席へ本塁打を放って、2点を追加した。
【三回表】
武田は2死から四球を出したのをきっかけに、一、二塁とされる。さらに右前に適時打を浴びて1点失った。
【三回裏】
1死から山田が四球。2死一塁となって、中田が左翼席本塁打して2点を追加した。
【四回表】
武田から藤浪へ継投。藤浪は2死から連続四死球を与えたが、後続を空振り三振にとって得点を許さず。
【四回裏】
日本は2死走者なしから小林の代打に内川を起用したが、一ゴロに倒れて、この試合初めて三者凡退で攻撃を終えた。
【五回表】
代打した内川は一塁へ入り、中田に代わって捕手に大野。藤浪が三者連続三振を奪った。
【五回裏】
先頭の田中が四球で出塁したが、続く菊池が二ゴロ併殺打に倒れる。山田は三ゴロで3人で攻撃を終えた。
【六回表】
3番手の増井が登板。1死から安打を許したが、後続を断って無失点に抑えた。
◇
▼中国代表(先攻)の先発メンバー 1番(一)褚夫佳、2番(遊)ウォン、3番(三)チャン、4番(DH)那闖、5番(左)楊順意、6番(中)陸振洪、7番(捕)王偉、8番(右)許桂源、9番(二)杜暁磊、投手・甘泉
▼日本代表(後攻)の先発メンバー 1番(遊)田中=広島、2番(二)菊池=広島、3番(DH)山田=ヤクルト、4番(左)筒香=DeNA、5番(一)中田=日本ハム、6番(中)鈴木=広島、7番(右)平田=中日、8番(三)松田=ソフトバンク、9番(捕)小林=巨人、投手・武田=ソフトバンク