三回裏日本2死一塁、左越え本塁打を放ち、ベンチ前で出迎えを受ける中田=川村直子撮影
野球の国・地域別対抗戦、第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は10日、1次リーグB組の試合が東京ドームで行われ、すでにB組1位を決めていた日本代表「侍ジャパン」は、中国に7―1で勝ち、3戦全勝で1次リーグを終えた。また、キューバがオーストラリアに4―3で勝って2勝1敗とし、B組2位で2次リーグへ進んだ。
2017WBC特集
日本は一回、先頭の田中(広島)の安打を足場に1死三塁とし、山田(ヤクルト)の犠飛で1点先行。二回には小林(巨人)が左越えに2点本塁打を放った。三回に先発の武田(ソフトバンク)が1点失ったが、直後に中田(日本ハム)が左翼席へ2点本塁打して突き放した。七回には菊池(広島)の適時内野安打などで2点追加し、試合を決定づけた。
この結果、東京ドームで行われる2次リーグE組は日本、キューバ、イスラエル、オランダの組み合わせになった。日本は12日、オランダと2次リーグ初戦を戦う。14日の2戦目はキューバ、15日の3戦目はイスラエルと対戦する。
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○小久保監督 「順位が決定しているとはいえ、最後まで真剣勝負で選手は行ってくれた。中継ぎ陣も最後まで非常にいい投球だった。(3連勝だが)あさってから厳しい戦いが続く。気持ちを切り替えて行きたい」